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桜咲く河川敷
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作詞 かずさ |
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空は青く澄んで輝いてた
桜は誇らしげに咲いてた
風は温もりを運んでた
僕は一人物思いにふけていた
昨日降った雨を吸った緑の絨毯は
そんなことを感じさせなかった
眩しい太陽を遮るように
左腕をまぶたの上に重ねた
おでこに何かが触れた
陽だまりのような温かいもの
君のこと思い出すよ
つい昨日のようで
戻れそうな気がして
桜の花びらよ
風に乗ってあの人のもとまで
自転車に乗る少年と
鳴り響くのはベルの音
僕もいつかはあんなんだった
また一人物思いにふけて
あの桜は今咲き誇り
夏にはもう枯れていて
それでもまた次の春に
向けて準備をしているんだ
僕らもそうやって
だんだんと
大人になっていくと知って
別れたあの日に見た桜とは
きっと違う花びらが
また僕らを迎えてくれた
君の笑顔が咲き誇り
あの太陽のように心を照らすから
一歩踏み出せるよ
知らないあいだに
成長していた僕らは
またいつか会えるよ
桜咲く河川敷でまたいつか
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