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紙
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作詞 ユラ |
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体温も吐息も覚えてる
紙のために感情を
置いてきたから
うまく笑うことができなかった
誰でもいいと求める
うつむく人々の腹を満たして
託された紙を折りたたむ
うまく笑うことができなかった
ああ
あられもないわたしのすがたを
どこかで見つけたら
ひきずりだして
今日も同じことをした
紙を使って愛を買う人々
あなたがどなってくれなくちゃ
私は紙を捨てられない
あなたが身勝手だとなげいた
紙のために生きているなら
本当の愛はどこにある?
ああ
あられもないわたしのすがたを
どこかで見つけたら
ひきずりだして
つなぎとめる紙 保証のない紙
あふれた紙からのぞきこむ愛を
わたしはあなたにあげたい
ああ
あられもないわたしのすがたを
あなたは見捨てるなら
私は紙を愛していく しかない
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