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夜・波・音 < よわね >
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作詞 木花隼人 |
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まぶたを閉じれば 時間(とき)があらがう
長い髪を 短く切って
郷里(さと)の波音 恋しい私に
あなたの優しさ 満ちてくる
月の満ち欠け 潮の満ち干き
おんな心と 似ています
あふれるほどの あの愛が
今は 遠い くずれ波
鏡を開けば 現在(いま)が流れる
髪を染めて ドレスをまとい
過去の傷ぐち 見えないように
つくり笑顔で 店に立つ
行きかう車 人間(ひと)の雑踏
おんな心と 似ています
背中合わせの 恋と故意
あの人 遠い都会(まち)のなみ
ふたを開けば 真実(うそ)がこぼれる
名前…ウソね そんなものよね…
いつも電話は あなたの都合で
恋のあやとり 糸になる
月の満ち欠け 潮の満ち干き
おんな心と 同じです
溢れるほどの このしずく
海へ 川へ 漂流(なが)れ着け
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