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Cry Cry Smile
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作詞 麻倉たこ |
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「誰もわかってはくれない」
“それは真実かい?”
「どうせボクは一人ぼっち」
“一人を求めたのは君だったでしょ?”
「差し伸べられる手も見当たらない」
“そんな目隠し取ってしまいなよ”
「ボクを見て」 “ここに居るよ?”
“「どうして?」”
「ボクの叫びが聞こえない?」
“私の声が聞こえない?”
「みんなにとってのボク」“あなたにとっての私”
“「どんな存在?」”
たくさんぶつかって
もう体はボロボロ
いくら泣いたって・・・・
いくら叫んだって・・・・
返ってくる雑音で
ボクの耳は壊れてしまいそう
「やめて!!もう何も聞きたくない!」
ボクは目をつぶり耳を塞いだ
「誰からも愛されない」
“君は誰かを愛してる?”
「どうしてボクだけ」
“愛されることばかり求めても”
「涙をぬぐってくれる手もありはしない」
“君がその手で拒んではいないかい?”
「ボクを愛して」“愛してる・・・・”
“「やっぱり」”
「ボクは愛されない」
“私には気付かない”
「みんなにとってのボク」“あなたにとっての私”
“「いらない存在?」”
ぶつかって痛いのは
あなただけですか?
泣き声が聴こえた
辛く悲しい叫び声
君は一人じゃないんだよ
その叫びは弾かれて
君からの痛いほどの言葉に
私の目から涙が零れた
「誰もわかってはくれない」
“それは真実かい?”
「どうせボクは一人ぼっち」
“一人を求めたのは君だったでしょ?”
「差し伸べられる手も見当たらない」
“そんな目隠し取ってしまいなよ”
「ボクを見て」 “ここに居るよ?”
“「どうして?」”
「ボクの叫びが聞こえない?」
“私の声が聞こえない?”
「みんなにとってのボク」“あなたにとっての私”
“「どんな存在?」”
優しく肩をたたかれた
ボクは怖く、強くはらった
その手を掴まれた
顔を上げるとそこには
傷だらけの君が居た
ボクがつけた傷跡だ
君の手が
火傷しそうなくらいあたたかくて
泣いてしまいそうな僕に
“君は一人じゃないから”
枯れそうな声でそう言った
ボクはまた涙を流す
頬を伝う涙を
初めてあたたかいと思えた
やっと気付いてくれたね
赤く腫れた君の目に
私が映ってる
ちょっと体が痛いけど
君の届いてよかった
やっと届いてよかった
私が掴む君の手が
冷たくて消えてしまいそうで
今度は見失わないように
“君は一人じゃないから”
そう言うと
君はまた泣いた
あたたかくなった君の手を
強く強く握り締めた
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