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自慰文
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作詞 カポ |
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記憶はいつもシールみたいだ
どこかに貼ってあることを忘れてるとはがれて落ちる それを見つける
こないだも偶然そうなった
いつも使う電車が遅延なんてするもんだから
何の気なしに乗ってしまった
君とのあんなことやこんなことがうっすらと残ったあの線路の あの駅の風景
そういや今はどんな感じ?
いや、本当になんとなく気になっただけだよ 深い意味はないよ
俺のことを見ているのか見ていないのか
よくわからない視線や 適当な相槌は今も健在かい?
あー なんだか一度思い出したらどうにもこうにもとまんないや
やわらかい俺たちじゃなきゃできなかった空気
そんなもんが確かにあったと今でも俺は思ってます
ハロー
散々だったね
あの頃はお互い起きていても夢を見れた
ハロー
簡単だったね
あの頃は疑い傷ついても好きって言えた
言葉はいつもビールみたいだ
注いだ瞬間の泡 あの泡がきれいで 冷たい炭酸が染み渡っても
ぬるくなった心に入ってくる味は苦くて
おいしかったことなど忘れてしまう
君はどんな風に俺を覚えてどんな風に俺を忘れたんですか
実は忘れ方だけ俺はわからないようです
あー なんだか部屋の掃除がどうにもこうにも進まないや
照れくさい手紙だ何だがまだ残ってたみたい
そんな時が確かにあったと思うと俺は不思議です
ハロー
散々だったね
あの頃はお互い泣いていても幸せだった
ハロー
簡単だったね
あの頃は汚い6畳間でも十分だった
卑屈でわがまま 賞賛レベルの自己否定
でもさ それって 驚愕レベルで純粋だよね
ハロー
散々だったね
あの頃はお互い起きていても夢を見れた
ハロー
簡単だったね
あの頃は疑い傷ついても好きって言えた
ハロー
散々だったね
あの頃はお互い泣いていても幸せだった
ハロー
簡単だったね
あの頃は汚い6畳間でも十分だった
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