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幼き箱に閉じ込めた憎しみ
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作詞 ★☆飛鳥☆★ |
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幼かったあの頃の感情が
今のあたしを創り上げ
闇へと引きずる最大の敵となった
「あなたの為なんだから」
この言葉あなたの口から
何度聞いただろう
そのたびに
あなたの敷いたレールを
倒れないように上手く歩こうとしてた
あなたから
見放されないようにと願いながら
幼いあたしは
何もかも受け止めた
それが正しいことだと思って
受け止めた時に生まれた感情は
時と共に箱に閉じ込めて
二度と生まれないようにと願ってた
箱は存在すらも薄れていく
あたしの願いと共に
あなたがもう あの言葉を言わなければ
箱は完全に消え去ったはずだったのに
あなたはまた あたしに言うんだ
「あなたの為なんだから」
そしてあなたの創り上げたレールは崩れた
あたしが歩くのを拒んだから
あたしは崩れたレールを
あの箱に閉じ込めようとした
もう二度と現れないように
その時見えてしまった箱の中身が
あたしの脳裏に焼きついた
箱には幼いあたしが
うずくまってこっちを睨むように笑ってた
そして言うんだ
「あなたの為なんだから」
あたしは再び闇に落ちた
あの箱と共に…
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