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この場所
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作詞 ★☆飛鳥☆★ |
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あたしの前いた場所は
自分自身を 飾ることしかできなかった
自分自身を 偽ることしかできなかった
あたしを知ってる 誰かが見てたから
ここを 理想のあたしと言うならば
現実のあたしを知ってる 誰かが見てたから
どんなに優しい奴だって
必ずどこかに 凶器を隠し持ってる
完全に 優しい奴なんて
どこにもいるわけがないから
人は 人を形付ける
背中に「優しい人」「優等生」なんて言葉を
知らない間に 貼り付けられるんだ
この苦痛 された者しかわからないだろう
少しでも 凶器を表に出すと
自分自身を否定される
「そんな人だったんだ」「意外と冷たいね」なんて言葉
辛い
何度も この背中にある紙を
はがそうとした
その度に 自分を否定された
どんなに頭が良くても
必ず間違いは犯す
息抜きをしたくなる
完璧な人なんて どこにもいないんだから
背中にある この紙のせいで
嫌味を言われることは 当たり前だった
「良いよね 頭の良い人は」なんて言葉
辛い
「真面目」とか「優等生」とか
そんな言葉 なくなればいいのに
そう思ったこと 何回もあった
自分の性格さえも 恨んだ
「真面目」と言われる この性格を
だから今のこの場所を あたしは気に入ってる
あたしを知ってる奴はいないから
ここなら
あたしの隠し持ってる凶器を見せても
誰も何も言わないから
すごく 楽だ
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