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ペンを持つ(改訂版)
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作詞 ファンタジスタ |
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ペンを持つ 理由(わけ)は言わずともわかるはず
1年という長くて短い時間(とき)の中で
四季折々の移ろいが早くもその美しい色合いを魅せつけた
いつの日も水銀を昇らせる島国の若人も
果てしなく広がる大地に生きる年寄りも
せわしなく国の中枢を駆け廻るネクタイ締めも
苦しみ 失い 涙あふれども負けないかの地へ
そう この一瞬もたえず想いを馳せていた
我に出来ることは限られていても
我々に出来ることに限りはない
幸せか不幸せかわからない明日という一日に
果敢に立ち向かう勇気があるなら
未曽有と言われた世の中が震撼した
心苦しいあの日を思い返す勇気もあるはずさ
消えた命のともしびを憂う心
「負けてたまるか」と強く握りしめるこぶし
きっと何もかもひとつ そう ひとつ
ペンを持つ もう絶対に変えられない過去を忘れないために
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