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赤いネクタイ 白い三日月
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作詞 メズマライズ |
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最終電車が去った後に
ホームに残された 赤いネクタイ
2人はここで 逢えるはずだった
冬は彼女の味方をしなかった
どうして帰った?
どうして終電 逃さなかった?
息を切らして あの娘が
駅に辿り着くと
ネクタイがホームに 結ばれていた
まるで彼を抱くように
ネクタイは あの娘の
胸に抱きしめられた
白い三日月が ながめてた
最終電車が去った後に
ホームに残されて 立ち尽くす女
2人はここで 逢えたはずだった
彼女の髪とネクタイが 北風になびいた
どうして諦めた?
どうして最後まで待たなかった?
彼はホームの 仕切りに
シグナルを結んだ
ネクタイがホームに 結ばれていた
そこで待っていたんだと
ネクタイが 伝えた
涙は見せなかった
白い三日月が 泣いていた
最終電車に乗り遅れたのは
彼女の想いと 赤いネクタイ――
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