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トリビアルイブニング
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作詞 条峙 |
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仕事帰り 河川敷を一人歩いてく
吹いた風に季節を感じて衣替えを思う
電車が鉄橋を鳴らす音はBGMに
時折遠くから響いては懐かしさを呼び起こす
蝉がうるさく鳴く季節に君と二人で歩いてた
何気ない風景を俎上に載せて話しては
できすぎた平凡に未来を感じていたんだ
※今日も何もなかったように日々は過ぎるけど
一つ何かを覚え 一つ何かを忘れてく
潰れたお店と工事現場で街の様子も変わってく
変わった君を引き止められなかった僕は戸惑うまま
新しい関係ができるたび 昔の繋がり薄れて
その都度 影響を受ける対象も変わってく
いまだに古いものに固執してる僕と
日々目に見えて変わっていく君の行く道は
季節感がないと着てるものに口出ししては
情けない自分さえネタにして笑ってた
できすぎた平凡 それ以上は求めなかったのに
今日も何もなかったように日々は過ぎるけど
一つ何かを覚え 一つ何かを忘れてく
僕の知らないところで村も国も消えては生まれてく
時代の流れについていけなかった僕は戸惑うまま
「元気ですか?」の送信ボタンも押せない僕
きっと悪いのは変わった君じゃなくて
変われなかった僕の方
※repeat
些細な午後 地平線に沈む夕日 立ち止まる僕 一人ぼっちのまま
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