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学者の卵
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作詞 条峙 |
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中途半端にできるようになったペン回し
黒板をそのまま写した表の意味は曖昧なまま
誰かの名前をそのまま冠した理論を詰め込む
バターを塗った面が下になる確率は絨毯の
値段に比例すると言ったのは誰だっけ?
偉人の並ぶ写真が何世紀も隔てた今日に
教科書に載って記憶されることを望む
僕はまだ発展途上 将来なんて誰もわからない
だから知識が必要なんだろう
逸らしていた目線をまた教科書に戻して
数字と言葉でできた10行足らずの回答
数学者達はそれを「美しい」と思うらしい
僕はまだ基本的な定理を頭に入れてる最中
殺されそうになったことさえ気づかず問題に
没頭していたアルキメデスに僕はなれるのかな
天才が考えた式が何世紀も隔てた今日に
普遍的な高校生に解かされることを望む
どんな顔してみてるのかな 写真はかっこよかったな
言うなれば僕は学者の卵
問題集とペン1つで世界をひとっとび
偉人の並ぶ写真が何世紀も隔てた今日に
教科書に載って記憶されることを望む
僕はまだ発展途上 将来なんて誰もわからない
言うなればみんな学者の卵
問題集とペン1つで世界をひとっとび
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