|
|
|
夢遊病
|
作詞 条峙 |
|
白昼夢にうなされる日々 蜃気楼のごとく見える理想郷
うつろな目 ぼやける視界 不自由な体 もう一度やり直して
夢のために全てを捨てて脇目もふらず走ってきた
それでも掴めなかった栄光が呪いのように僕を蝕む
自分が特別だと勘違いした成れの果てはドン・キホーテか
もしかしたら人生それ自体が 夢遊病だったのかもしれない
杲々と照りつける太陽 恍惚の海に溺れていた自分
伸びた腕 垂れ落ちた腕 ひしゃげた体 もう一度やり直して
失った時間が牙を剥き出しにして襲ってくる
両手を拡げて真っ向から受け止めたら飽和した世界
自分が特別だと勘違いした成れの果てはドン・キホーテか
とどのつまり人生それ自体が 明晰夢であればいいのに
|
|
|