|
 |
|
もし願いが叶うなら
|
| 作詞 条峙 |
|
ぼんやり浮かぶ太陽は気の遠くなるような年月を越している
それに比べた僕らなどは風に吹かれた落ち葉のようだ
「あの空の向こうで君が笑ってる」そんなことを夢見て
今日という日を胸を張って生きていくよ
もし願いが叶うなら 僕の隣でまた笑ってほしい
あの日見つけた甘い幸せ 夢のままにしておきたくないから
縁側に腰かける君と同じように佇んでのんびりしていた
なぜか寂しそうな後ろ姿だけ今は脳裏に蘇る
こんな小さな両手じゃ大事なもの幾つも持てやしない
がらんどうの胸の内 埋めるのは何？
もし願いが叶うなら 僕の肩にまたもたれてほしい
頭を撫でたら優しい笑顔 木漏れ日に包まれていた日々
こんな小さな両手じゃ大事なもの幾つも持てやしない
がらんどうの胸の内 埋めるのは誰？
「もし願いが叶うなら 私がいなくなったら泣いてほしい」
切ない横顔が瞼に滲む 君の願いはあの日本当に
もし願いが叶うなら 僕の隣でまた笑ってほしい
君のいない世界を生きる そんな重荷はもうたくさんだから
|
|
|
