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君、僕、桜
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作詞 条峙 |
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駅へと向かう道の上で、君によく似た人を見つけました
それは優しい偶然で、寂しかったけれど笑っちゃいました
君は僕の知らないところで他の人と幸せになっていくのだろう
それでもね、僕は今でも君の思い出に支えられているんだよ
目を閉じれば昨日のことのように君の笑顔が浮かんでくる
君は忘れてしまっていてもね僕には大切な記憶なんだよ
ひらり、ひらり、桜が舞う
ゆらり、ゆらり、君が巡る
車窓から写る景色に、君と過ごした場所を見つけました
それは楽しい後悔で、泣きたくなるくらい嬉しくなりました
用事がないと連絡を取ろうとしないところは相変わらずな僕で
もっとたくさんの些細なことを分け合うことができたら良かったな
目を開ければ君のいない現実が襲いかかってくるけど
セピア色の君に励まされながら今日もなんとかやっているよ
ひらり、ひらり、桜が落ちる
ゆらり、ゆらり、君が消える
本当の存在は刹那的なものなんかじゃないと思う
だってほら、僕は今でも君の思い出に支えられているからさ
目を閉じれば昨日のことのように君の笑顔が浮かんでくる
君には消したい過去だとしてもね僕には宝物の記憶なんだよ
目を開ければ君のいない現実が襲いかかってくるけど
五感じゃ届かない感覚のところで君の存在を感じてる
ひらり、ひらり、桜に触る
ゆらり、ゆらり、君を見つけた
僕はいま君といる
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