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お正月ぼっち
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作詞 条峙 |
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お正月といえば 重ね着をして こたつに入って
お雑煮でも食べて カルタやトランプをしていました
今年は独りぼっちで 年を迎えてしまったんです
除夜の鐘が寂しすぎて 耳を抑えてました
重ねて着る服もなくて 寒さは毛布でごまかして
「おめでとう」を言う人もいなくてテレビを見ているんです
家さえ飛び出なければ こんなに寂しくなかったのに
どこで間違えたんだろう 目頭が熱くなりました
お正月といえば 親戚が来て 軽口を叩いて
お年玉を貰って 人生ゲームなんかもしていました
今年は独りぼっちで 年を迎えてしまったんです
蛍光灯の光が寂しすぎて 目を覆ってました
部屋の中は空っぽで けれども外には出たくなくて
ありあまった時間をどうすることもできずにいるんです
家さえ飛び出なければ こんなにつらくなかったのに
どこで間違えたんだろう 目頭が熱くなりました
このまま消えてしまうのも悪くないな、なんて
そんなことばかり考えてしまいます
僕はお正月ぼっちなんです
消えてしまいたい…
消えてしまいたい…
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