|
|
|
白黒の魚
|
作詞 のぶ |
|
草むらの主と道端のアイドル
一緒に歩いて消えていく
揺れる街灯の光を浴びて
やがて未来になるのだろう
高架下の木と僕の好きな人
流れていくのは痛みだけ
生まれたてのひとつの記憶は
やがて未来になるのだろう
懐かしい匂い それさえ感じないで
淡い夢に生きていたのかな
真夏の銀河は白く輝いていて
ゆらゆら揺れた空の彼方
僕らは触れようとするんだ
君の思いだって消えるだろう
1億の狭間に落ちて 散らばって
張り巡らせたアンテナで 感じ合う
未だ見ぬ明日は あまりにリアルに
君の虚像を写し出してやってくる
花火の火花と教室のベーシスト
くしゃくしゃになって消えていく
ぼんやりと絡み合いながら
やがてひとつになるのだろう
消えそうな灯火をかざしながら
ひとりで君を待つのだろう
さわやかな風 君のため息と
やがてひとつになるのだろう
懐かしい匂い それさえ感じないで
淡い夢に生きていたのかな
真夏の銀河は白く輝いていて
ゆらゆら揺れた空の彼方
僕らは触れようとするんだ
君の思いだって消えるだろう
1億の狭間に落ちて 散らばって
届かないほど遠くに見えて 消えていく
二度と見ぬ今日は あまりにリアルに
君の虚像を残しながら去ってゆく
捨ててきた昨日は あまりに切なく
僕の実像 世界に投げ掛け 消えていく
そうさいつも
そうさいつでも
|
|
|