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ぼくたちの歌を歌おう
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作詞 西川 光 |
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詞・曲 西川 光
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
愛が溢れ始めて
夢が零れ出したら
心の命じるままに
ぼくたちの歌を歌おうよ
心の歌を歌おうよ
へたくそでもいいから
化粧なんかいらない
見栄えなんか気にせず
普段着のままでいいんだよ
ぼくたちはぼくたちの
ありのままの姿を
スッピンの素顔を
心の叫びを「音」に乗せて
苔や錆がからみついて
身動きできなくなるその前に
歌おうよ
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
誰かの真似でも
何かのコピーでもない
自分だけの歌を
ぼくたちの歌を歌おうよ
心の歌を歌おうよ
かっこなんか気にせずに
温室育ちの 形のいいトマト
ばかり売られているから
今では 太陽をいっぱい浴びた
新鮮な(不揃いの)果実の味さえ
わからなくなったぼくたち
まっさらな空をキャンパスにして
不器用でも不揃いたちの歌を
心のまま
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
ありふれた日々の中
ありふれた言葉にだって
真実の歌は隠れているよ
ぼくたちの歌を歌おうよ
心の歌を歌おうよ
みっともなくたっていいから
身を捩るほどの恋の痛手も
死にそうなくらい孤独な夜も
くりかえされる悔し涙も
いのちの証拠(しるし)だと 居直って
歌にぶつけてみりゃあいい
無鉄砲と笑われても 気にせず
向かい風にも 飛ばされぬよう
強く強く
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
君のフィルターに映る世界を
心に刻まれたものを そのままに
飾らない 自分の見つけた言葉で
ありったけのキモチをぶつけて
太陽の賛歌(日差しの眩しさ)
自由への憧れ(風のにおい)
いとしいあの子 (期待と焦り)
どうしようもないこのキモチ
信じる何か…
生きてる哀しさ……
泥だらけになって 汗にまみれて
つかんだ何かを 流れるままに
しっかりと
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
ウオオオーオ…… ウオオオーオ……
みんな違うからいいんだよ……
同じじゃないから ステキなんだよ……
弱気な虫を蹴っ飛ばして
「いま」が萎びて枯れないうちに
Yeah…… Yeah……Yeah……
ぼくたちは ぼくたちしか
歌えない歌を 探し続けよう
求め続けよう
歌い続けよう……
叫び続けよう……(それだけさ……)
それがぼくらの「ホントウ」の歌になる
ウーウーウ ぼくらの旗になる
新しい風になる……
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