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半透明
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作詞 渚沙 |
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東京は、人が多いね
慣れてないあたしはまだ少し
戸惑ってしまうよ
でも、安心する
それはこの街に あなたがいないから
見慣れた景色の駅につくと
着いたそばから見えてしまう
向かいのホームで電車を待つ
まだ制服を着ているあたし
繋いだ手の先には
携帯をのぞく君
声をかけると優しく振り返り
真っ直ぐあたしを見てくれた
どうしてかな
その目に映る自分の姿を
あたしは今だに見つめているんだ
まだ、好きなの?
そんなことを言ってきた
隣にいるのは東京の彼
ねぇ、やめて
そんな意味のない質問しないで
即答できるような気持ちなら
とっくに消化出来ている
好きも憎しみも後悔も
綺麗に記憶に収まってる
言ってしまえばいいのにね
うん、好きだよ
もう一度付き合えたらいい
でも違うんだよ そんなんじゃない
どうしてかな
半透明な強い思いほど
心に残ってしまうのは
わからないから根を張ってる
取り除きたいのはあたしの方
聞きたいのはあたしの方
"誰か助けて"叫ぶ心を
あと何年飼えばいいの?
どうしてかな
うん、好きだよ
もう一度会いたい そばにいたい
そんな風に言えるなら
いつか消える気がするのに
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