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過去を変えることはできるが未来を変えることはできない
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作詞 夢十夜 |
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自分の今までの悪いことは改めることができる
でも、今は気付いたら過去
全部 全部 全部
未来に塗り潰されている
描き直した自画像は
既に過去でしかない
ムラの無い鮮明な色彩へ
変えたのは過去であって
変えたのは未来ではない
枠組まれた自分に見とれてしまった
自己満足に満たされて
だいたい人間は
終わってしまうから
美しい自画像は展示して
見飽きたら焼却炉へ
だいたい人間は同じ筆だから
未来を変えることはできない
そこで額縁に収まる
無意味な破壊と創造を繰り返し
挙句の果てには誰かを傷付け
価値のある紙切れで
正義を語ろうとする
ポツダム宣言は建前でしかないのだ
我々の本音は欲情で描かれた
自己満足でしかない戦争なのだ
いつまでも変えることができない
紙切れに泣いている
こんな世界は
我々の今までの悪いことは改めることができる
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