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本音
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作詞 とずかん |
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誰も通らないような場所に
咲き誇り続ける花があった
讃えてほしいのは花じゃなくて
それを見つけた自分の事
認められたい願望 ひたすら隠し
「あんなふうに生きられたらなぁ」なんて
不本意に褒めちぎる
気が気じゃないんだよ イメージが崩れやしないか
きたねえなコイツって思われやしないか
素直な時代も あったけれど
ひとつもいい事なかったよ
もしも助けを求める人が
その目に飛び込んできたらどうする?
くだらない質問と茶化しつつ
ちゃっかり偽善を羽織りだす
コメンテーター気取り 声を荒げ
「迷わず飛び込むのが当たり前」なんて
綺麗事並べてさ
どんな行動すれば どれだけの報酬があるか
悟られないように見積もる毎日だ
子供だった頃 覚えました
大人の卑しい取引を
愛しい人にさえ 本音ぶつけ合うフリして
その内の数パーセント心にとどめてた
傷つけたくない それ以上に
傷つかない為のさじ加減
振り向いてくれなけりゃ
何をしてても虚しくなるんだね
誰も居なくなってから気づいた
何を讃えるべきなのかを
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