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水星メモライズ
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作詞 ぴえ |
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陽はもうとっくに落ちてく頃
河原で鳴いてたキリギリス
ダンボールの中5匹の猫
彼女はじっと見つめていた
ボーダーチェックの彼女は
あのとき確かにキスした
青く光った宇宙船
さよならだって言ってたよ
倒れた彼女を背負ったとき
綺麗な空気が寄り添った
優しさで滲む彼女はまだ
この星の人を信じてないのさ
ボーダーチェックの彼女は
オムレツ食べて笑ってた
壊れたテレビを直して
神経回路を繋いだ
世界のありふれた意味を
彼女はとうとう知ってしまったよ
彼女の循環器はもう
限界なのかもしれない
ボーダーチェックの彼女は
あのとき確かにキスした
幸せそうに笑う顔
8秒間の宝物
ボーダーチェックの彼女は
携帯電話をかざして
あっという間に消えてった
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