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影
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作詞 hiropp |
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”幼い貴方”深夜に車を走らせて
灯りの落ちた繁華街を過ぎ
点滅の交差点も過ぎ
埠頭まで出たけれど
私たちを温めて呉れはしなかったね
やがて辿り着いたこの部屋も
疑念や偽りで満たされていくのだろうか
遠くの悲鳴が鳴りやみません
私たちを誘っている
奈落の底へ
容易く総てを信じてほしくない
世の中は理解の及ばぬ
不可思議なからくりで漸く周回(まわ)っているのです
”拙い事象”未明に幾度も感化され
覚醒と紛う惰眠をむさぼり
衝動を待つ平和に恐怖を知り
埠頭から出る前に
私たちは居場所を失くしたのだね
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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