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詰め込み教育
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作詞 古閑 |
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みんなで仲良く遊んで
楽しく歌って踊りましょう
今日はあいにくの雨模様
だけどそんなの気にしない
はねた泥が汚してく
真っ白な服が台無し
怒られても平気だから
大雨に濡れてはしゃぐの
ずっとこのままでいい
辛さや苦しさも洗い流して
ひたすら時計は進んでいった
星たちは休まずに動いた
雨は止んでお日様が顔を出す
濡れた体は乾いていった
つぶってた目を開けてみたら
みんな疲れて倒れてた
その内また遊びだして
誰の声も聞こえなくなった
みんなの笑顔が見えれば安心
朝から夜まで走り回った
世界は明るい外だけになった
中への扉はしまっていった
気づけば何かが消えていた
友達が一人居なくなった
みんなで探し回った
でも帰り道が分からなくなって
それでも時計は進んでいった
星たちが休む日は無かった
見上げれば広い曇り空
誰の声も聞こえなくて
自分自身の声も聞けなくて
散り散りになって泣きだした
一人で大雨に濡れた
みんなは二度と集まらなかった
涙と泥が混じって広がった
また会いたいと思いながら
子供たちは倒れていった
いつしか広い池が出来上がった
長い月日が経って
子供たちが集まりだした
時計も星たちも
お日様も雨雲も
あの日から変わらず
ずっと動いてる
辛さや苦しさ 繋ぎ合わせて
完成したもう一つの楽園で
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