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人間
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作詞 凛句V |
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僕という人が生まれて 何年だ
周りの人間も 同じ時間を彷徨ってきたはず
なのに、どうして?
同じように 同じ事をして 同じ世界
その下で同じように生きてきたのに
僕らは なんで こうもみんな違うのか
顔も声も身体も色素も
どうもこうも 人の手は残酷だ
神様がつけたしるし
いつか 忘れられるはず なんて言葉
うんざりだから
生まれた事の奇跡 それさえ覚えてりゃいいんだ
僕しか知らない今がある
誰にもわからない そんな場所があるんだ
緑色の草原の下 寝そべって
空に円を描く
地球は回ってる
人は人を愛し 人は人を産む
愛し合って 孤独を殺し
愛し合う
そのうちの中で 愛し合うことも知らず
何もできぬまま 眠りについてしまう
そんな人達が世界に何億人いるんだろう?
僕はわからないよ
そんな僕が僕は自分が嫌いだ
こんな居場所なら 居場所じゃない
求めているのは そんな汚いもんじゃないから
僕は僕の道を生きてみたいよ
信じる事をやめてしまっては 何も見えなくなるから
明日の希望を捨てたくないから
僕は僕であるために嘘をつくんだ
人を好きになることの大切さ
生きるための道しるべ
同じ人でも 違うから
僕らは誰かと誰かのめぐり合わせの中で
生きた
今も生きてる
そうだろう?
僕らは僕らだ
誰かのために生きるなんて
馬鹿らしい。
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