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たかねのはな
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作詞 らるら |
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貴方は 高嶺の花
私は 下から眺めるだけの雑草
せめて 一瞬だけでも触れることが出来るのなら…
校庭の桜が散った頃 私は貴方と出会いました
貴方は私の目を見つめ にこりと微笑みかけました
私は貴方の隣の席 心を押しつけ座りました
貴方は 高嶺の花
私は 遠くから見るだけの臆病者
せめて 一瞬だけでも近くにいられるのなら…
クラスメイトから聞いた 貴方とあの子は付き合っているという話
それを聞いて私は 悲しみに心を失いました
あの子を酷く憎みましたが それ以上に貴方を憎みました
貴方は 高嶺の毒花
私は その毒にかかった哀れな蝶
せめて もう一瞬だけでも夢を見られたなら…
貴方を憎めば憎むほど その毒に溺れて行くほど
私の心が痛いのです 嗚呼嗚呼嗚呼…
私はやっぱり貴方のことが好きです
独り占めしたいなど 欲張ったことは言いません
いつまでも私の目の見えるところに…
いつまでも崖の上の高嶺の花で…
貴方に何より近い隣の席 なのに遠くにいる貴方
これで良かった…… 心からそう思いました
そう ずっと眺めていられる場所なのだから…
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