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REBIRTH-DAY
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作詞 游希 |
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涙を超えてみると届く気がする
踏み出せなかったその右足が
君のすぐ傍へと
手を繋ぐように世界は繋げないけど
僕はこうして君と世界を作った
例えば今だって泣き崩れる姿を
隣で黙って肩を抱いていたでしょ
足を引いている幾つもの不安と挫折
僕の両手にも同じ分だけのし掛かる
回り道でもそれは立派な道だから
歩んで来た走って疲れた
それで掴めた物は何だ?
君の血だらけの掌で一体何を守った?
泣き叫ぶぐらい世界中で聞こえてくる
その先に未来はあるのかい
感情規制かけて壇上で吐き出した
続く宛の無い物語の最終章
隠し切ったつもりで握り潰した
一粒伝う汗が地面に撥ねて溶けてった
灼熱の極寒地獄どこまでいっても
君の繰り返してきた道のりは
糸を辿って僕に繋がった
こうして今も少女は嗚咽漏らす
届くはずの無い惨めな姿
巻き付けられた期待のがんじがらめ
貴方には荷が重すぎたでしょ
振り払うなら裏切るのと同じだけど
歩んで来た走って疲れた
それで掴めた物は何だ?
君の血だらけの掌で一体何を守った?
泣き叫ぶぐらい世界中で聞こえてくる
その先に未来はあるのかい
感情規制かけて壇上で吐き出した
続く宛の無い物語の最終章
突然の吹雪に煽られた身体は
空に舞って糸を辿った
泣き止んだ少女はまた泣き出した
綺麗な掌に積もる冬の証
微笑んだ僕の中で君も笑った
今まで乗り越えられなかった壁の全部
壊したくても痛いから出来なかった
そうやって回り道を繰り返して来た
君の道だから
掌は戦った証拠なんだよね
綴じかけた最後のページ
見覚えの無い一言
吹き込んだ風が綴じた
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