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crow
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作詞 游希 |
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羽を散らせカラスが幾つも
黒を空に染めて消えた
そしてまた朝が来て
光に染まり輝き出した
過去の色は戻せなくて
未来は今この瞬間で少しずつ埋められる
怖くなんかないよ
迷わないように両足で立って
掴むために両腕振って
ここでなら息が出来そうで
必死で胸を膨らませた
雲でさえも吸い込むように
広々とした世界で
窮屈に日々を過ごして
確かめたこと空が澄んでる
鉤爪隠したはずの
この醜い両足から見えたもの
黒い体と赤に染まった両足が
もう命奪わぬようにと
光を避けた
変えられない事それが運命
当たり前だろう
寒くなんかないよ
身体はちゃんと暖めた
心以外は
ここはまだ息苦しくて
必死で胸を膨らませた
雲でさえも吸い込むように
ほんの少しの僕の一歩が
ただ虚しく黒に響いて
諦めたこと空が濁ってる
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