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好きになってくれて、ならさせてくれてありがとう
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作詞 シュウ |
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真夏の乾いた風に なびくその潤った長い髪
日光すら通り抜けていくような綺麗で白い肌
初めて見たときからあんな心拍数だったのに
この暑さが足されたらどうしようもない
夏は過ぎて 色鮮やかな視界へ
秋は過ぎて モノクロの視界へ
かじかむ手で打ち込んだ サシの勝負の招待状
『放課後 追試が終わったら あの場所へ
6時10分にお願いします
大事なお話があります』
なかなか押せない送信ボタン
いつも人知れず真面目に 苦労を重ねる努力家
向き合う者誰もを笑顔にする優しさと和やかさ
いつからだろう 心奪われていたのは
それほど魅力的なのだからどうしようもない
難しいテストで 偶然2人とも追試になって
この場を 逃したらもうチャンスはない
焦りながら照れながら 連打してしまった送信ボタン
『放課後 追試が終わったら あの場所へ
6時10分にお願いします
大事なお話があります』
『いいよ!わかった^^』やっとスタート地点
★や双葉の絵文字や ほわり温かい文章に
太陽の絵文字や笑顔の絵文字でリプライしたやり取りも
席が遠かったけどたまに話した時のうれしさも
全てがかけがえの無い思い出 僕のこの恋の柱
心臓張り裂けそうな放課後
6時10分 君が笑顔と共にやってきた
ズバっと思いを夜風に乗せて
お互い照れたところで君はマフラーを握る
『うれしい ありがとう ちょっとだけ考えさせて』
こちらこそ ありがとう 待つよいつまでも
『あ、ちょっと待って言い忘れた 好きになってくれてありがとう』
いやいやこちらこそ 好きにならさせてくれてありがとう
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