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雨やみを待つが故
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作詞 月下龍太 |
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少し強めの想いが 行き場をなくしてしまった
迷いを断ち 荒れた荒野へ
ありきたりすぎた日々で手を繋いで歩いていた
この向こうに今無いものがあるだろう
したたかにはいられないよ すぐに始まる次の場所で
横たえたまま 愛して 愛して
あともうちょっと このまま雨やみを待たしてくれ
導かれる孤独な光 この手には出来ない
昨日の砂利道 来てみたら水溜りが描く
綺麗な模様 そう見つめていたい
音もしない街並で僕はまた君を見てた
ずれる大地 遠くなる響き
転がる夢に廻されひとりだけ涙枯らした
終わりのないものこそ早く消える
ひとりきりじゃいられないよ うまく包んであげれるように
次第に映るあなたへ あなたへ
いとも容易く僕をただ眺めていてくれた
細やかなあの人はもうどこにもいない
移ろいゆく それだけで吐息も聴こえた
7月の空に 欠けた月がある
無の自分に何かをくれた優しき人
振り向いて...
あともう少し このまま雨やみを待つが故に
煌びやかな星の中へ飛んでゆくだけさ
このままずっと 僕もまた眠りに着くだろう
ただ言葉じゃ 気持ちじゃ 仕草じゃ
伝わらぬ"何か"を求めて生きてゆきたい
...ずっと
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