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苦悩時代の幕開け
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作詞 月下龍太 |
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1
仕事が終わると寄り道したがる男は居るものです
身体中に浴びた空の太陽を眺めてる
かなり古びたビデオを見つけて部屋へと逃げ出して
幾つになっても他人を余所見で生きていたいです
我が国"日の丸"感じながらも心では情けない気持ちが浮かんでく
2
乾いたうなじの女性を見ても激しく揺さぶられ
雨が降るなら扉の向こうは?と伺いたい
気さくなドラマも時には危うい場面で涙知る
こんな弱気な季節はすぐさま去ってもらいたい
今は転がるままに過去を振りかえりもう一人の俺は誰でしょう?
3
もうすぐ激動の一年が過ぎようとしています
足掻く間もない程に日々はとにかく早かった
失う物も出会うことも多かれ少なかれ
哀しみを越えて色褪せた世界を目の当たることでしょう
いずれは誰しも罪を重ねることに気付き遥か先へは行けない
4
互いの絆を深める事しか頭にないのです
口から出まかせ云うのもしばしばそれもアリだから
眠りを避けようと必死になる程馬鹿になってゆく
大人の気遣いを裏切るのは止しておくれよ
安心なんて出来ないこんな現代に降りた人を皆で祝いましょう
5
やがて髪も伸びてくいくので少しは切りましょう
"魔法の住処”が広がる大地を見下ろす人が居る
「願いを聴いてください いつも感謝をしています」
時代を待たずに新たな夢は叶えられない
各々自ら闇の道へと歩むのに答えはただひとつ
...独りだけ
6
親のせいとか芸能批判とか音楽改正にも
当たり前の言葉でなんとかしのげるわけがない
恨みを買ってまで人間(ひと)の頂点(うえ)になど立ちたくはない
その気はないのに立派なフリして役者を演じてる
躊躇い上手な女はきっと上の空ヒラリと花弁が舞い踊る
7
あなたに逢えて程よい思い出が浮かびあがる
明日の街もどうなるか分からないものだろうに
それでも大人は変わらぬ口調で過ごす日々なのに
家を出てから無性に景色を見たくないのです
秋から目覚めこの日を境に俺は行く
瞼(まぶた)閉じたまま朝を待つ
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