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眩しさの向こう
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作詞 あひるそ〜る |
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なぞるような言葉はもういらない
何も言えないのなら この手をとって
僕はもう 君が泣き出すのを 待つしかない
照らしはじめた 陽のある方へ行けば
霧がかる中 二人 微笑むことを忘れてしまう
夏の陽の下 声をあげて駆けてく
遠ざかる日さ なぜか ここで君が膝を抱えている
気付かなかっただろう 冬の光が
互いを近づけた 夏よりも眩しいなんて
なぞるような言葉はもういらない
何も言えないのなら この手をとって
僕はもう 君が泣き出すのを 待つしかない
嬉しいだけで 頬をぬらす君しか
知らなかったよ 僕は 静けさにそれとなく伝えられた
永遠に溶けはしない 氷を抱いて
ただ震えるだけの 君を見つめているよ
冷たい手を伸ばして君を寄せる
凍える心まで 強く抱きたいよ
近づいた 耳元であの言葉 囁いて
二人でしか歩いていけないのだから
それを教えてくれた人だけが 僕らの行先を知っている
なぞるような言葉はもういらない
何も言えないのなら この手をとって
僕はもう 君が泣き出すのを 待つしかない
僕の頬 いつかに濡れたとき また拭って
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