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勝ち
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作詞 R-tya |
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僕の歌詞がもしも誰かアーティストの目にとまり
そして「これは凄い、これを是非私達のモノにしたい」
そう思い僕の所にコメント 書き込む内容はこう
「私共は○○と言う名のアーティストです。
貴方の歌詞を見て凄く良いと思いました
○○なところや ○○なところがグッと胸に響きました
是非宜しければ私達の楽曲に協力いただけませんか?」
それを見て僕は喜ぶ それを見て僕は泣く
僕の書いた詞で誰かが喜ぶ そんな顔が見たいから
その後僕はそのコメントに更なるコメントを書き込む
「勿論です。是非私の詞を貴方達に差し上げます。お詫びはいりません。
著作権も何もありません。僕の書いた歌詞で
貴方達が心を込めて それを自分のモノにして
世界に広げてくれたら幸いです。」
それを見たアーティストはこう書き込む。
「本当ですか?貴方は素晴らしいお方です。
感謝してもしきれません。もし宜しければ今度一緒に食事会でも開くので
ご参加頂け願えませんか?」
そのコメントを見て僕は言う。
「いえいえ。とんでもございません。
貴方達にそう仰って頂ければそれだけで満足です。
食事会ですか?はい。日程が会えば是非お願い致します。」
こうしてコメントは取り合えず打ち切りになり
また後日こんなコメントが届く。
「来週の火曜日あたりどうでしょうか?」
…こんな事がもしも実際に起きたら僕は何を思うだろう
何が正解で何が間違いかなんて事は大した問題ではない
何が勝ちで何が負けかなんてのも人それぞれの器に過ぎない
だが誰かが見てる世間体 それを広めてあげる強者の陰謀と
野望に打ちのめされた弱者の嘆き声すらも虚しく夜空に消える
憶病な風に揺られて 僕らが何をするわけでもなくて
ただ独りになる事だけは寂しくて もがきながらも夢だけを描いて
人生なんてのは人それぞれで でも必ずあるのは限られた時間の中で
夢を描いて幸せ掴んで 共に笑い合えるならそれは素晴らしくて
お金 お金 お金と言うけれども
実際はそんなもん何にもならず
ただの紙で出来ていると言う事を忘れるんじゃない
誰しもが大事だと言うものがほら
本当に果たして大事なものなのか?
自分が大事だと思うものを ほら
死ぬまで墓場まで持ってゆけ
それが勝ちだと思ってる
目に見えなくても ガラクタに見えても
それが自分にとって宝ならば
それが自分にとって宝ならば
僕は僕が書いた歌詞が誰かの命を救ってくれたり
誰かの心の中をオアシスに変えてくれるならば
それ以上の喜びは無い
だから「うたまっぷ 自作歌詞投稿」に書いてるまでです
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