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隅田川の手紙
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作詞 Group.A |
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一途な恋 水面に浮かべた花びら
もうすぐ季節は変わり また一つ歳をとります
貴方が羨ましい
年老わない面影と私も残して
最愛の意味も忘れて
今頃遠目で私を見ているのでしょう
隅田川の手紙
貴方がそこにいるような
恋文が届きました
隅田川の手紙
涼風が創った波立つ水面に
寂しさを感じました
変わる街並み 鉄橋を渡る黄色の列車
私から貴方の面影を消していきそうな気がします
微かに香る匂い
もしかしてと振り向いてみましたが
貴方には逢えません
逢う為の渡し舟はもうありません
隅田川の手紙
亡き人へ想いが届くように
桜の花びらと一緒に
隅田川の手紙
私が私らしくいられるように
決別を決めた証です
一途な恋 水面に浮かべた花びら
それを渡し舟にして私はもうすぐ
貴方に逢いにゆきます 余命の先で
隅田川の手紙
私達が生きていた証を
便箋に詰め込んで
隅田川の手紙
誰かが手にする日まで
時代を流れ続けます
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