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夏の着信
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作詞 anco |
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君の噂はなんとなく聞いていたのに
間に受けないともう決めていたのに
調子のいい言葉や嘘に
騙されてみようと思ったの
言い訳してるわたしは
君よりこどものよう
負けたみたいで悔しいから
いじわるなことを言った日には
すねてみたり 叱ってきたり
いつまでも素直になれなかったわたしに
いじけてみたり 冷たくしたり
だからあんな風にやってきたの?
君の仕返しはあまりにも痛くて
電話の裏の知らない子の笑顔
一緒に花火をすることもなかったね
一緒に花火を見ることだってなかった
夏休みにふたりつながるのは
役立たずな携帯電話だけで
君の嘘はわかってた
だけど確信するのが怖かった
いつものように蓋をして
もういらないよと思えたらよかった
泣いたこともたくさんあった
素直にならないわたしのせいなんだと
思ってはまた ただの泣き虫で
だからあんな風にやってきたの?
君の言葉は最初も最後も上手に
静かに後ろ姿を見たずるい電話
君のずるい着信
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