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ありきたりハピネス
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作詞 卓弥 |
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ぼんやり浮かぶ
存在の不確かな あの夕陽
幼い時に
お天道様は西へ 沈むって教えられて
僕らは今日も 誰かの教えの下 条件反射で生きてんだ
帰り道 ふらり 寄った本屋で 見つけた見出しに驚いた
そんな調子で 1ミリ程の偶然 今君と歩いて生きてる瞬間も
大切と分かってるけど また零す君の本音に
溜め息混じりに 頷くしかない
こんな自分が 嫌いでもないよ
時の暦は
イタズラなもんだね 最近気付いた
新しいコトも
はるか昔のあいつは 既に知っていただなんて
僕らは今日も 誰かの築いてきた 安泰に縋り生きる
それも 悪くはないけれど
無力感が募る なんとかしてみたいけれど
口先だけで
偉そうに吐いたって 目の前の課題に四苦八苦now...
僕らはこれでも 不確かな幸せを 掴みたくて急ぐ
また叱られた そんな時自分を あんまり責めるんじゃないよ
そう言われたっけ だからってあの教師を 恨む気は全然無い
だって授業中絶え間ない 私語流して真面目君とだけで
展開する苦難の45分を
やり遂げてた 凄い先生だから...
暮れの堤防 走り込む野球部 川辺で手繋いでるsweets
ありきたりな こんな風景に なんだか焦りを感じた
大切な時期なんだよね 頑張らなきゃね!偉そうに
語ってた隣の君と 現実を突き付け合う...
そんな今が幸せで
僕らはいつも 追いかけるように 日々を過ぎて来たけど
なんで急ぐんだ? 平等の時間なんだ 走っても変わりっこねぇぞ?
大切な時間だからこそ スローに事を運んでさ
道に転がる可能性 拾っていこうよ
有り触れた夢 語って酔おうよ 夢見がちでいようよ
そんなもんでしょ この先どんな風に 転ぶなんてわかんないだから
せめてもの良い方に 傾くように努力しましょう
ありきたりな幸せ 大事にしましょう!
なんて偉そぶってる...
こんな自分は 嫌いでもないよ
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