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声を聞かせて
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作詞 紗散 画宮 |
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ああ、きっと僕はキミが思うより
ずっと ずっと 酷いヤツなんだ
いつかキミがいなくなってしまったら
悲しくて 悲しみを 埋めようとするのだから
大切な何かが 移ろう度に
別の何かが 宝石に変わるように
その何かに 手を伸ばす限り
ポケットの罪は 重さを増すばかり
このまま 忘却の闇に溶けていよう
漂う夜風に 身を晒していよう
キミがキミとしてあった その証を
深い霧の向こうまで 連れていくから
今、その声を聞かせて
ああ、きっと僕はキミが思うより
ずっと ずっと 醜いヤツなんだ
キミが他の誰かを選ぶのならば
苦しくて 苦しみを 埋めようとするのだから
不要なものを 路上に捨てる度に
別の何かを蔑んでしまうように
その何かが ゴミのように見える限り
抱える頭に爪を立てるけれど
せっかくなら 無駄だけを切除しよう
欲しいものだけ くりぬいて立ち去ろう
僕が確かに僕だった その証を
白い礼拝堂まで 連れていくから
今、その声を聞かせて
愛が凍えそうな夜に星を見た
キミには霧しか映らないだろうな
素敵な声を聞かせてよ 高らかに
僕にだけ歌を歌ってよ 高らかに
僕も歌うよ きっと産声のように
僕も歌うよ 歌うよ 歌うよ
やっと出会えた キミに触れていたい
傷付けあっても 愛を確かめていたい
キミと僕がここにいた その証を
深い霧の向こうまで 連れていくから
今、その声を聞かせて
今、その声を聞かせて
今、その声を聞かせて
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