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月
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作詞 紗散 画宮 |
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重なり合う時を数えて
私を認める一言が
心臓を掴んで離さなかった
手を握ることも 見つめ合うことも
照れ臭くて できなかったけど
少しずつ 少しずつと
横にいてくれたよね
手を振り返し 背中向けて
ひとりで帰る 夜の中で
月が満ちては 欠けていくなら
それは あなたと 私みたい
際限なく重なる時が
あなたをどこかに追いやって
忙しいとしか言えなくなっていた
手を握ることを 見つめ合うことを
求められ始めていたこと
少しずつ 少しずつ だけど
煙たく感じてしまってて
川を挟んだ 星と星は
互いの心(こと)を 知らないまま
月が欠けては 溶けるのなら
それは あなたと 私みたい
少しずつ 少しずつ
秋が熱を奪って
サヨナラを言う あなたのこと
少しも理解できないまま
溶けた月がまた満ちたって もう
あなたの中に 私はいない
眠り始めた 夜の街に
ひとりで帰る 夜の空に
月が満ちては 欠けていくなら
それは あなたと 私みたい
それは あなたと 私みたい
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