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Ground Mine Hold
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作詞 紗散 画宮 |
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進めエンヤホラッセ 右手ツルハシが唸る
光無き世界の果て ラヴァの光へ向かえ
採取した蛍の石 逆流する光の軌跡
土に広がる都市を照らし出して
シワを寄せた老人たち また集会を開いて
「いつまで持つか」を議論すんだ
彫り進めた先に 光は待ってるんだって
夢みたいな夢を見て 僕は今日も石を拾って
灯した光だって 偽物だとは知っていて
本当の光なんて きっと知らないもんなんだ
聞こえた誰かをただ キミと呼ぶことにしまして
そいつは僕に「探せ」って言うんだ
最近じゃ周りでもさ 幻聴がブームみたいで
僕も無視を決め込んでいたんだ
進めエンヤホラッセ 右手ツルハシが鳴く
キミが叫んでいる 戯言も聞こえないよ
灯した光なんて 今日もウソを垂れ流して
そんな日常から 抜け出す夢を見てたんだ
いつからだろう キミのそれが
泣き声に変わったのは
どこからだろう 僕とキミが
意思疎通しあったのは
エンヤホラッセッセ エンヤホラッセ
キミを目指せ 破天荒な場所を掘れ
エンヤホラッセッセ エンヤホラッセ
ツルハシがぶっ壊れて
行き着いたマンホールへ
ホシアカリへ飛び込んで
逆流する重力 反転する大地を
やっと気付いたんだ ここが求めてた場所で
「お願い止まらないで」 キミの悲鳴へ駆け出して
後を追う熱気の 意味をまだ僕は知らなくて
息も絶え絶えに 振り返ったビルの街は
みんなと一緒に ラヴァへと沈んでいった
「見つけてしまったんだ」 僕らの夢見た光
星の中央から 放たれた赤い光へ
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