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つまり
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作詞 傑木 |
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つまり……あなたは期待を持っていた つまり……あなたは希望を持っていた
つまり……あなたは想い望み求め手を伸ばした
だけどその手は空を切る 何も掴めなかった掌を見つめ
あなたはなぜか喪失感を感じた
勝手に想像した未来が 当然のように訪れると
本当にそんな都合の良いことを思っていたの?
絶望とはただの影に過ぎない 絶望とはただの裏の姿に過ぎない
絶望とはただの一対の必然的な有様に過ぎない
人が希望を持ったその日から絶望は生まれた
絶望を悲しみ苦しみ恨むのなら まずは己を蔑むべき
傲慢な欲求の成れの果て つまり……それが絶望
今ある幸せに気づいてください 今ある温かさに気づいてください
何かを選ぶということは 何かを捨てるということ
何かを信じるということは 何かを裏切るということ
何かを守るということは 何かを見捨てるということ
つまり……幸せを求めるということは つまり……今を否定するということ
つまり……幸せは探すものではなく育てるもの
どうすれば伝わるだろうか この光の明るさが
自分の手が温かいのか冷たいのかは 誰かの手を掴まないとわからないように
一人ではそれに気づくことはできないようだ つまり……それが幸せ
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