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月を見上げて
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作詞 T_Kamm |
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白い吐息は寒さだけでなく寂しさも
込められているこの季節
届かなかった最後の想いは
手のひらに舞い落ちた雪が解けるように
消えて涙が残った
空の色は心の鏡 全てが同じで
白色じゃない白色 0(ゼロ)に戻りたい
抱きしめるはずだった2本の腕
今は、ただ寒さと切なさから自分を守るだけ
夜空に輝く、静かな月
地上(ここ)から手をかざせば全て覆いつくせるのに
近づくほどに手からあふれて
全てを見ることさえ出来なくなってしまう
瞳に映るのは滲んだ風景
通り過ぎたもの全て直視出来なくて
巡る季節が一回りして
またこの季節に戻ったとき
そこにいる自分が笑顔であるように
手を重ねて、月を見上げてるように
想い風に乗せて、またこの場所で・・・
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