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はれ、あめ、くもり、時々、ふゆ。
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作詞 kotobosi |
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ペダルを踏んで、口ずさむ歌。
冷たい風に消えるよ。
どうして切ないラブソングの中にはいつも、
気が付くと君がいるんだろう。
こんな気持ちがもし、もう二度とないものならば、ああ、
あの日僕は何故、君を許さなかったのかなぁ。
困った事に僕はまだ、
君を忘れられそうにない。
必死で消し去ろうとするほど、余計に色が増す。
…僕の消しゴムは、相当なひねくれ者。
だからこうして いつまで経っても、
優しい思い出にすがり、振り返ってばかりいるよ。
ねぇどうしてる?君は相変わらず、
子どもみたいに無邪気で、
僕が知ってる君で、幸せでいるかなぁ?
立ち止まるのは、あの公園。
静かに記憶が蘇る。
急に君の声がした気がして、
やっぱりペダルを踏み出した。
わがままで弱い僕の祈りを、どうか一つだけ。
もう一度、君に会いたい。
そうしたら、今度は僕から、この想いを伝えるんだ。
…なんて、そんなの虫がいい話だよね。
やっぱり今のはナシにして。
そうだな、じゃあ、 せめて この僕に、
彼女を嫌いになる方法を教えて。
ねぇ、覚えてる?僕は相変わらず、
回り道をするのが好き。
ねぇ、僕が知らないその場所で、
君は笑っていますか?
ペダルを踏んで口ずさむ歌。
朝焼けの街に響くよ。
どうして切ないラブソングには、
続きがないんだろう。
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