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ファイナルアンサー?
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作詞 tank |
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はじまった会合で 遠のいた
背中に貼りついた 誰かの夢
今まさに うなされている
その真っ最中
聞こえなくなっていくのは
掻き消されるからで
まだまだ 延々
続いていくことに 変わりはない
目覚めれば忘れてしまうの
泣いてた あれは嘘なの
立ちくらみのする
記憶の中の あの日
問いかけた
ただ 答のようなものが欲しくて
それで 納得したくて
カップを持つ手が物語る
それがまた残酷で
苦笑いした
ドアが閉まって 初めて
麻酔の解けた痛み
弾き出された 夢の外
変わりかけた配合で 紛らわした
その度に目を覚ました 真夜中二時半
迂闊にも 弱味を見せた
足元掬われ
奈落へ落ちていくのは
自業自得なのにね
残った感情は
白いシーツに水彩が滲むよう
無意識の中のおとぎ話
絵本から とびだす怪物
すり替わる記憶
あやふやな覚醒の境で
飲み下した
ただ そこにある事 その事実を
それでいい事にしたくて
合わせた目と目がすれ違う
それがこの真相で
やっと気付けた
痛みを分け合ったのなら
色付きの光の粒に
一緒に溺れていこうよ
月が落とした粒
蜘蛛と 露と この闇に
思い出していた
風と 夜と そのかたち
淀みなく廻り
時は止めどなく動き
それでも
繰り返してしまうのは
ねえ、
なんでなんだろう
昼と夜との差し引きで
朝も夕も巡りゆく
熱と光の足し算で
陰と明るみが出来てゆく
仮の名さえ
心を覆えもせずに
今日という日のセンチメント
まともに受け止めて
もう 抱えきれないや
壁の向こうで
コーヒーカップは
からっぽになって
忘れることもできないの
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