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永遠と変移
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作詞 tank |
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偽りを 人は紡いでいくけれど
ひとつずつ本当になっていたのなら
揺れている 風も 変わりゆく
ずっと ずっと 一緒にいようね
そんな言葉に 誰かが苦しんでいる
果てしなく遠い あの雲までの
その距離すら 計れてしまうから
愛という 与え続けた感情も
決して嘘ではなかったけど
事実の上に成っていた果実は
いつか腐り 土壌の糧となる
永遠にさわりたい
君に届かない
なぜいつも続かない?
空に沈んだ闇の 上澄みを掬って
零れる朱を留めたい
口をついて出た言葉が
誰かのものだったと気付いたとき
体の中に 他人を飼ってるような
からっぽな気持ちになる
罠に嵌められたのか
知ってて嵌ったのか
思い出しても 記憶は曖昧
無限だと思っていた宇宙にも
拡がる余地は残っているって
その向こう側に何があっても
何も無くても
永遠という名前をつけて
耳を塞いだまま
君を呼んだ
けど
これから起こることに
気付いていた
瞳は閉じれなかったから
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