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風の溜まるところ
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作詞 tank |
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騙すような視界の上
飛び降りた
嘘みたいな世界の中
白い目 賑わう 鮮明な街
嗚咽 落涙 呼吸困難
聞き飽きた
新聞配達のバイクの音
今日も また
とても とても 軽い
わたしの愛情を
広く 深く
大きな溝へ 隠して
白い手 左の 欠けた理性
羨望 切断 次回予告
吐き気がする
笑わないで 惨め過ぎるよ
膿んだ皮膚 破れそうで
赤い目 困惑 外れた螺子
このまま 途絶える、とか 今更
かわすような月の下
舞い降りた日から
風は同じ方を向いて
吐き出せないくらい
溜まりに溜まった
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