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そんなんじゃない
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| 作詞 稀砂 |
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私 初めてあなたに怒鳴ったわ
生まれて初めて
自分の親に怒鳴ったわ
私 怒ってない
悲しかった
なんであんな事聞くの？
私が今までされてきた事を
なんで他の人にしなきゃならないの？
あなたに私の苦しみが分かるの？
あなたに私の苦しみを癒せるの？
結局 あなたは私の何も分かってない
私のわがままだと思うんだったら
それでいい
とにかく私は
悲しかったよ
「なんで自分にされて嫌な事、他の人にしなきゃならないの？」
そう言って
私はその場を去ったわ
自分の部屋に
逃げ込んだわ
あなたに涙を見られたら
なんかムカツクから
部屋のドアを閉めた
誰も入ってこられないように
ドアの前に立っていたわ
ドアを閉めたら
涙がこみ上げてきたわ
声を上げて泣いたわ
大泣きだよ
涙が止まらなくて
声が抑えられなくて
部屋で一人
大泣きしたわ
家族にまで
疑われるなんて
思っていなかったもの
あなた
平然とリビングでテレビ見てたわね
私の事なんて
やっぱりどうでもいんでしょ
なんなの
あなたは
こんな時だけ 母親ぶらないでよ
私怒ってるんじゃない
悲しんだよ
そんなんじゃない
苦しいの
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