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あひるのうた
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作詞 まく |
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とても とても 長い世界が終わりを告げた
冬から春へ 春から夏へ あたしの心はキラキラとハラハラと色を変えた
秋にはただ 儚い夢が ゆっくりと消えていくだけ 枯れていくだけ
あぁそうだ あたしは恋をしていたんだ
まるでハクチョウに憧れるアヒルのように
いつかあんな風になりたいと 必死で羽を広げてた
あなたに好きでいて欲しくて あなたに必要とされたくて
でもアヒルは いつまでもアヒルのままで
ハクチョウは それを知っていたんだ
雨が降った 雨宿りをした 当たり前のように
朝起きて あなたを想った あたしの生活にぽっかりと穴
秋の空には 少し高い雲 もう届かない 消えていく白
台風が過ぎた 羽は散った
あわい あわい 希望とともに
雨でぬれた羽には 飛べる力はもうなくて
あなたの背中追うことも あなたの空へ行くことも
本当ははじめから 分かっていたの
ねぇ あたしはこれからどうすればいい?
あぁそうだ あたしは恋をしていたんだ
まるでハクチョウに憧れるアヒルのように
お話のようにうまくなんていかないのに
激しい雨と風にさらされるまで 気付かないようにした
いつかあんな風になりたいと 必死で羽を広げてた
あなたに好きでいて欲しくて あなたに必要とされたくて
でもアヒルは いつまでもアヒルのままで
ハクチョウは それを知っていたんだ
最初から 何もかも
ねぇ あたしはこれからどうすればいい?
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