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君と重なる僕の姿
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作詞 水月千桜 |
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いつか必ず伝えようと 胸に閉まっていた想いは
全て忘れてしまったけれど 今ある想いは嘘じゃない
目を離せば逃げてしまう 現実の中の後悔は
いつも忘れられないけれど 今ある僕の全てになる
風が運んでくる季節と時間の中で僕は後を進んでいた
「あの時・・・」と呟いていた 弱い僕を憎むよりも
誰よりも大切で愛している人を守りたい
安っぽく聞こえるかもしれないけど何度でも言うよ
生きている間ぐらいは傷つけるもの全てから
それが僕の誓い―――
月は太陽と共になければ光の無い存在だけど
双り月同士でもその奥にある小さな光を照らし続け
君は今も僕の心の中で生きる
風が運んでくる季節と時間の中で僕は後を進んでいた
「今なら・・・」と呟いて 走り出した今の僕なら・・・
誰よりも大切で好きだった君は戻らない
涙が零れるように流れた星が辿り着いた先に僕等はいた―――
誰よりも大切で愛している人を守りたい
安っぽく聞こえるかもしれないけど何度でも言うよ
君が教えてくれた儚さが心を蝕んだとしても
それが僕の記憶だから
いつか君が教えてくれた事も君と過ごした時間さえ
明日が少しずつ奪っていきいつしか全て忘れてしまうだろう
それも遠くない未来のことだろう
それが僕が強くなった証なら君は許してくれるだろう
もう僕に残された記憶は少ないけど最後に伝える事があるんだ
―――僕はもう一人じゃないよ
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