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春のシャボン玉
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作詞 syarin |
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歩き疲れた一人帰り道
振り返る度 写り揺れる
もう一つの淡い影
空に浮かんで消えた
シャボン玉みたいに
言葉だけじゃ 思い出せない
二人歩いた道のりは
移ろいでゆく 景色全部
綺麗な色をつけたよ
陽だまりの中 小さな約束をした
それももう薄紅色の風に吹かれ
空に登ってゆく 消えないで 消えないで
僕だけを残して
見慣れた一人帰り道
強く望む度 押し寄せる
気まぐれな寂しさ
空を舞い続ける
シャボン玉みたいに
アリガトウだけじゃ 足りない
二人色をつけた景色は
誰にも見えない 僕らだけの
小さな小さな秘密
陽だまりの中 水色の涙が反射した
それももう薄紅色の風に吹かれ
空に登ってゆく 消えないで 色褪せないで
僕だけを残して
二人を写した 青く澄んだシャボン玉
それはもう時代の風に飛ばされて
空に消えてゆく 抱きしめて 忘れないで
僕だけを残して
弾けた音 余韻に揺れる 一人の帰り道
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