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風の囁き
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作詞 syarin |
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夏の夕暮れに彷徨う 愛しの一人影
変わりゆく季節の訪れ あなたを想う陽溜まりの中
蝉しぐれは枯れて赤とんぼが踊る
白い雲は焦がれて 懐しの帰り道に飛び交う星の唄
名もない時間に操られ 新しい日々を重ねる
その度忘れゆく今日のいろどり あなたをずっと待っているよ
風の囁きの中 僕ら背中合わせに歩いていく
振り向きもしないまま 僕ら大人になっていく
オレンジの景色に溶ける 二つの淡い影
いつか交わることを 忘れないで
色取り月が輝き 空の下で一人涙
明けゆく夜が寂しい あなたのいない夢の中
虫の音は遥か彼方 夜の帷に響く
赤く染まった頬は 月明かりに溶けた白い幻
名をつけた日々に裏切られ 新しい記憶を求める
その度強くなる僕のココロ あなたをずっと待っているよ
風の囁きの中 嘘に塗れて汚れていく
正解も知らぬまま 僕ら大人になっていく
オレンジの空に吸い込まれた 二つの霞んだ想い
いつか交わることを 忘れないで
夏が終わる前に あなたの手を引いて
この騒がしい毎日から 連れ出したかった
風の囁きの中 僕ら夢を追いかけてた
振り返ることも忘れて がむしゃらに駆け抜けた
その一瞬の景色一つ一つに 幸せは転がってた
どうか忘れないで 忘れないで
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