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夏の香り
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作詞 syarin |
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最後の言葉は頼りなくて 紡いだ夢は少し切なくて
遠ざかる街の景色 小さくなる影は泣きながら手を振った
慣れてきた都会の優しさに 埋もれて汚れてまた強くなる
あなたと過ごした夏の日々 微かに結んだ小指の意味を思い出す
夢ならば覚めないで 月明かりの果てに 降り注ぐ星の雨
傘もないまま立ち竦み やがて真っ白な光は 二人を包むよ
あの日耳を澄ました蝉時雨 あなたの笑い声と交差する
薄れゆく街の景色 たった一人あなたが待つ懐かしき故郷
慣れてきた人ごみの波に 呑まれて傷付いてまた強くなる
あなたに逢いたい夏の午後 確かに触れた体温の愛しさを想う
夢ならば覚めないで 月影に隠れるのは 淡い思い出
いつかあなたに会えたとき 僕らの空白の時間は 素敵な言葉となるよ
夢ならば覚めないで あなたに会えたとき それは夏の香りが舞うとき
大切な約束を持って 夏の夜道を駆け抜けていくよ
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